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2019年06月14日 [FAQ]

水道工事が必要となる排水管の寿命はどのくらいですか?

私の家は築20年を超えているため、あちこちに不具合が生じているのではないかと不安に思っているのですが、特に気になっているのは排水管であり、ひょっとしたら寿命がきているのではないかと考えています。
そこで、一般的に排水管の寿命はどのくらいとされているのかについて教えてもらいたいです。

回答

20年を超えると限界を迎えるケースが多いです


どんなものも時間が経てば経年劣化してしまうものですが、排水管のような水回りに関係するものは、毎日使われており、水が流れる際の負担によってどんどん劣化が進んでいくため、老朽化してしまうものです。
排水はそもそも汚れているものであり、さまざまなものを含んでいるため、それが配管の中にどんどん付着していき、それが配管の素材を老朽化させる原因となることもあり、サビが発生するケースや破損が起きてしまうこともあります。
排水管はいろいろな素材が使われているため、素材ごとに寿命は異なっているのですが、基本的には20年から長くても40年程度までしかもたないものであると考えるべきであり、築年数が20年を超える家であれば排水管の補修や交換について検討するべきでしょう。
亜鉛メッキ鋼管の寿命は20年程度であり、炭素鋼鋼管は20から25年程度、塩ビ管は30年程度、最も寿命が長いとされている鋳鉄管であっても35年から40年程度となっているのです。
もちろん、これはあくまでも寿命の目安であり、定期的に点検や洗浄をしている場合の話であって、何のメンテナンスもしていない場合にはさらに寿命が短くなってしまう可能性があるため、定期的にメンテナンスをすることはとても大切なのです。
排水管の老朽化をチェックする際には、実際に小型カメラを挿入して中身を確認することになるのですが、汚れがこびりついている、赤錆が大量に積もっているといったケースは珍しくありません。
限界にきているのであれば取り替えるべきなのですが、排水管は基本的に見える部分には存在しておらず、壁の中や床、土の中などに埋まっているケースがほとんどのため、取替の工事は大掛かりなものになりやすいです。
また、配管を取り替えるのではなく、内側の素材を新しくコーティングするという方法もあり、取り替えるよりもコストや工期を抑えることができるため注目されています。
どのような素材の排水管であっても、定期的に専門業者からメンテナンスを受けることは重要であり、老朽化が酷い場合には取替工事を検討しましょう。

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